歴史・こだわり

【桑野屋の歴史】

桑野屋100年の歩み・・・

創業は1915年(大正四年)、店を始めるまでは農家を営んでいましたが、創業者である初代・善十郎は多くの人達に美味い物を食べて頂きたいとの思いで大衆食堂 桑野屋を始めました。

当時より蕎麦・うどんは勿論、お酒なども販売しておりました。その中、忌まわしい第2次世界大戦にて善十郎の長男(徳治)が戦死、弟で二代目になる米五郎が戦争から戻り後を継ぐ運びとなりました

昭和中期までは東京から吾妻方面で、最後の飲食店として地元のみならず、旅人や仕事師の人達にご愛好頂いておりました。二代目と共に修行を重ねた三代目(静男)は60年以上も今尚現役で活躍中です。 

戦争など過酷な時期を過ごした二代目、激動の昭和時代を乗り越えて三代目が守って来たからこそ今があると言っても過言ではありません。

更に2004年に四代目(康幸)が都内や埼玉での修行から戻り、店内・メニューをリニューアル、試行錯誤を繰り返しながら続けること2015年には創業100年式典も多くのご来賓の皆様をお招きし、盛大に執り行われました。

そして2018年7月に四代目代表として康幸が就任いたしました。現在でも創業より引き継いだ蕎麦の味、時代に合わせたメニューなど、伝統の味・おもてなしと、更なる発展と一人でも多くの皆様の笑顔になって頂きますよう日々努力・精進しています

【こだわり】

創業より頑なにこだわり続ける蕎麦は国産を使用、自家製粉純手打ち、そして、15年前に新たに加わったのが群馬では定番のソースかつ丼ですが、こだわりのソースは十種類以上の野菜を煮込み、数種類のスパイスと蕎麦の出汁を特別な配合で合わせ、作成までに三日を要し、提供時には一定の濃度にする為、継ぎ足し使用しています。

最近桑野屋は蕎麦だけでなく、ソースかつ丼のイメージが定着してきました。

その他、四代目が修行で培った鰻料理は国産活鰻を使用、一本一本丁寧に裂き・蒸し・焼きあげています。
お酒のラインナップも充実、四代目が惚れ込んだこだわりの日本酒も十種類以上、本格焼酎(蕎麦・芋・麦)は甕熟成量り売り、一番のお薦めは蕎麦焼酎の蕎麦湯割りです。まさに蕎麦屋でしか味わうことの出来ない醍醐味です。